Column
美肌ラボ
季節の変わり目や、少し環境が変わったとき。
「肌の赤みがずっとひかない」
「汗をかいたあと、肌が荒れてしまう」
そんなふうに、肌のゆらぎを感じていませんか?
朝の鏡の前で、いつもと同じ手つきで化粧水を伸ばしたはずなのに、今日は少しピリッとする。夜はしっとり仕上げたのに、朝にはつっぱる。
そんな小さな違和感が続くと、気持ちまで落ちこんでしまいますよね。
特にアトピーや敏感肌の方にとっては、ほんの小さな刺激でも不快なサインにつながることがありませんか?
肌を守る力がすこしゆらいで、乾燥や紫外線、摩擦といった日常の刺激にも敏感に反応しているのかもしれません。
だからこそ大切なのは、肌を守る力をやさしく育ててあげること。
この記事で毎日のスキンケアによって肌をすこやかに整えていく方法を、一緒に見つけていきましょう。

肌がピリピリする、赤みが出やすい、これらがしばらく続くと「これはアトピーなのかな?それとも敏感肌かな?」と迷ってしまうことがありませんか?
どちらの言葉もよく耳にするけれど、実際の違いまでははっきり分からないまま過ごしている方も多いようです。
もし今の自分の肌がどちらに近いのか整理できれば、向き合い方やケアの仕方の近道が見つかりやすくなります。
次は、アトピーと敏感肌の特徴を解説していていきます。「私の肌はどっちかな?」と想像しながら読み進めてみてくださいね。
アトピー肌とは、正式には「アトピー性皮膚炎」と呼ばれるものです。
痒みを伴い慢性的に経過する皮膚炎(湿疹)ですが、その根本には皮膚の生理学的異常(皮膚の乾燥とバリアー機能異常)があり、そこへ様々な刺激やアレルギー反応が加わって生じると考えられています。慢性的ではありますが、適切な治療をきちんと受ければ、いずれ治ったと同様の状態になることが期待されます。
その背景には、皮膚が乾燥しやすく、バリア機能が弱まりやすいという性質があります。そこに汗や摩擦、花粉やハウスダストなどの外的刺激や、体質的にアレルギーを起こしやすい素因が重なることで、症状がでやすくなるようです。
「かゆくてついかいてしまう」「季節の変わり目に湿疹を繰り返す」そんなサインが長く続くときは、アトピー性皮膚炎の可能性があります。
炎症が強いときは、まずは皮膚科での治療を優先しましょう。そのうえで肌が落ち着いてきたら、毎日のケアをやさしく整えていくことが、暮らしの中でできるサポートになるでしょう。
一方で敏感肌は、アトピー性皮膚炎のように「病名」がつくわけではありません。
けれども「昨日まで大丈夫だった化粧水が、今日はピリピリとしみる」「頬だけ赤くなりやすい」「乾燥対策をしているのに、すぐカサついてしまう」このような、ちょっとした変化や刺激に反応してしまう肌のことを指します。
健康な肌と、皮膚科で治療が必要な肌。そのちょうど中間にいるような存在、とイメージするとわかりやすいかもしれません。
その引き金になるのは、実にさまざま。
とくに多いのが「洗いすぎ」「こすりすぎ」といった習慣です。肌を大事に思うからこそやってしまうことが、かえって敏感さを強めてしまうことがあるのです。
敏感肌をひとことで言えば、肌がいつもよりご機嫌を崩しやすい状態。
たとえるなら、寝不足のときにちょっとしたことでイライラしてしまう心のように、肌も疲れていると、普段なら平気なことにも反応しやすくなってしまうのです。
でも、これは「生まれつきだから仕方ない」というものではありません。
敏感肌は、肌が一時的にゆらいでいるサイン。つまり、生活習慣やケアの見直しで少しずつ穏やかさを取り戻していける可能性があります。
肌本来の力をやさしく支えてあげることで、「今日はちょっと落ち着いているかも」と感じられる日が増えていくでしょう。
アトピーでも敏感肌でも、共通しているのは「乾燥しやすい」ということ。それには、肌を守る「バリア機能」の弱まりがあることが多いのです。
バリア機能と聞くと難しく思えるかもしれませんが、実はとてもシンプル。
家の屋根や壁を想像してみてください。屋根や壁がしっかりしていれば、雨や風から家を守れますよね。でも、ひび割れや隙間ができてしまうと、雨が入り込んで家の中まで傷んでしまいます。
肌も同じで、バリアがゆるむと外からの刺激が入りやすくなり、同時に内側の水分も逃げやすくなってしまうのです。
バリア機能が弱くなっているときは、どんなスキンケアをしたらよいでしょうか?
それは、とってもシンプルなケア。やさしく洗って負担を減らすこと、そして保水と保湿でうるおいを逃がさないこと。
この毎日のスキンケア習慣が、バリアを整え、ゆらぎにくい肌の土台につながっていきますよ。

アトピーや敏感肌のケアで大切なのは、肌の守る力、つまりバリア機能を支えてあげることです。バリアがしっかり働きはじめれば、外からの刺激にも揺らぎにくく、内側のうるおいも逃げにくくなります。
けれど、このバリアはとても繊細で、ちょっとした習慣の違いで崩れやすいので、強くしようと頑張りすぎるのではなく、やさしく整えていくことが大切です。
ここでは、バリア機能をいたわるために見直したいスキンケアのポイントを、一つずつ解説していきますね。
バリア機能は、一度乱れるとすぐに乾燥や刺激に反応してしまうほど、とても繊細です。
たとえば、寝不足が続いただけでカサついたり、エアコンの風に当たっただけで赤みが出たり。気温の変化や花粉、ちょっとした摩擦や洗いすぎでも、すぐに調子を崩してしまった経験はありませんか?
だからこそ大切なのは、特別なケアではなく、日々の小さな心がけ。
その日のうちにそっとサポートしてあげることで、肌も気持ちもすっと心地よく感じるでしょう。繊細だからこそ、毎日ていねいに扱ってあげましょうね。
アトピーや敏感肌のときは、肌の表面が乾燥しやすく、触れるとなめらかさが足りないと感じることが多いかもしれません。そのひっかかりが気になって、「もっとすべすべにしなきゃ」と無意識に強くこすって洗ったり、「乾燥が心配だから」とクリームをたっぷり塗ったりしていませんか?
けれど、この「〜すぎ」のケアは、角層に必要なうるおいまで取り去ってしまい、かえってバリア機能の乱れにつながることがあります。
たとえるなら、へとへとに疲れているときに、いきなり熱くて水流の強いジャグジーに入って、ステーキを食べるようなもの。気分は一瞬満たされても、体力はかえって消耗してしまいますよね。
そんなとき本当に必要なのは、ぬるめのお風呂と、おかゆのようなやさしい食事。
肌も同じで、シンプルで負担の少ないお手入れが、回復の近道ですよ。
朝からしっかり泡洗顔が習慣になっている方は、一度「朝の洗顔の目的」を考えてみましょう。
起きたばかりの肌は、夜のあいだに新しい細胞を生み出そうと働いていて、古い角質が表面に浮き上がったり、水分が蒸発してやや乾き気味になっていることもあります。そんな状態に強い洗浄は、必要なうるおいまで取り去ってしまい、日中の乾燥を加速させる原因になります。
乾燥した土に水がしみ込みにくいように、乾いた肌は化粧水や美容液のなじみも悪くなってしまいます。
だからこそ朝は、「落とす」のではなく、”洗いながら「まもる」ための洗顔”。
洗浄成分に頼らなくても、やさしく整えてあげるだけで肌は日中を過ごす準備ができます。
一方、夜はメイクや日焼け止めを落とすために洗浄成分が必要です。でも、そのあとに泡でダブル洗顔をしてしまうと、必要な油分や保湿成分まで流れてしまい、乾燥や小じわの原因になります。落とすべきものを落としたら、 “うるおいをまもる”ケアに切り替えるのが理想です。
共通して意識したいのは、必要なうるおい成分まで落とさないこと。洗顔の視点を「落とす」から「まもる」に変えるだけで、肌のバリア機能への負担はぐっと軽くなります。
バリア機能が守られると、外気の乾燥や紫外線などの刺激を受けにくくなり、毎日の肌トラブル予防につながります。
<洗い方のまとめ>
肌には外からの刺激を防ぎ、うるおいを逃がさないための「バリア機能」があります。
このバリア機能を保つために欠かせないのが、うるおいを守る「保水と保湿」です。
役割:肌に水分を与えること
イメージ:乾いたスポンジに水を含ませる
→ 肌表面の「角層」に水分を届け、ふっくらとした土台をつくります。
役割:与えた水分を逃がさないように守ること
イメージ:水を含ませたスポンジをラップで包んで乾かないようにする
→ 保水で与えた水分をしっかりキープし、乾燥や外部刺激から肌を守ります。
スキンケアの基本は 「保水 → 保湿」の順番。
この順番を守ることで、肌のキメがふっくらと整い、バリア機能が働きやすい土台が育ちます。
乾きやすい日は一度にたっぷりよりも、少しずつ重ねづけすると角層になじみやすくなります。
なじませるときは、手のひらでふわっと包むように「ハンドプレス」をしましょう。摩擦を避けることで、バリア機能を守りながらうるおいを届けられますよ。
日中の肌は、紫外線や空調の風、汗や皮脂など多くの環境要因にさらされています。
とくに紫外線は角層の水分を奪い、肌を乾燥させてしまう大きな要因のひとつ。乾いた角層はすき間ができて、外からの刺激に反応しやすくなるため、バリア機能の弱まりにつながります。
だからこそ朝のスキンケアでは、まず「洗顔」で肌を目覚めさせ、清潔な状態を整えることが大切です。
ここで気をつけたいのは、夜と同じように強い洗浄力で落としすぎてしまうこと。必要なうるおいまで奪ってしまえば、乾燥や刺激に弱い状態になってしまいます。朝の洗顔は「リセット」することが目的。余分なものだけを取り除き、肌本来のバリア機能を働かせやすくすることが大切です。
うるおいのある肌は、日中の乾燥や紫外線の影響を受けにくく、バリア機能が働きやすい状態を保てるからです。
ここで気をつけたいのは、保湿=油分でフタをするケアだけに偏ってしまうこと。
水分が不足したまま油分だけを重ねても、乾いた土にラップをかけているようなもの。角層の内側に水分が届いていなければ、バリア機能を十分に支えることはできません。まずは「保水」で水分を与え、その上で「保湿」で閉じ込める。この順番が、大切なポイントです。
また、日中の紫外線対策には日焼け止めを取り入れたいものです。
しかし、敏感肌やアトピー肌の方の中には「日焼け止めが重い」「刺激を感じる」と苦手意識を持つ方もいらっしゃるでしょう。
ここで大切なのは、「紫外線対策=日焼け止めだけ」ではないということ。日焼け止めに加えて、朝のスキンケアでしっかり保水・保湿をしておくことがポイントです。
水分が不足して乾いている肌は、紫外線ダメージが角層の奥深くまで届きやすくなります。
逆に、うるおいで満たされた肌は、紫外線の影響を受けにくく、日焼け止めもムラなくフィットしやすくなります。そして角層が水分でふっくらしていれば、クッションのような役割を果たし、成分が直接しみ込みにくくなるため、ピリつきや刺激も乾燥しているときに比べて感じにくいでしょう。
紫外線対策は、日焼け止めだけに頼るのではなく、朝のスキンケアで水分をしっかり与えて「日焼け止め+保水・保湿」という組み合わせで、紫外線の対策をしましょうね。

肌のバリア機能について知ると、「では実際にどんなお手入れをしたらいいの?」と気になりますよね。
大切なのは、毎日のケアをシンプルに整えていくこと。肌にとって本当に必要なことを選んであげると、負担を減らしながら健やかな状態を保てます。
そこでご紹介したいのが、「肌に不要な負担をかけず、肌本来の力を生かす」カミヤマ美研の「チュラサンシリーズ」です。
最初のステップでおすすめしたいのが、カミヤマ美研のチュラサンシリーズ「チュラサン1 顔を洗う水」です。
泡立てる必要のない、とろみのあるローションタイプの「洗う化粧水」です。このとろみが肌の上でよくすべり、摩擦による肌の負担を減らしてくれます。
洗浄成分を使わずに、化粧水成分でやさしく洗えるので、洗いすぎによる乾燥を避けたい方に向いていますよ。
朝は水だけの洗顔だと物足りない、でも石けんは強い気がする。そんな日にぴったり。顔全体にのばして30秒〜1分、くるくるとなじませたら、水で流すか濡れタオルでそっと拭き取ります。
こうすることで、次に使う保水・保湿アイテムがなじみやすい状態に整います。
夜は、クレンジング後のダブル洗顔の代わりとして使うのもおすすめです。
メイクオフの洗浄成分や皮脂汚れを、もう一度泡で落とすのではなく、とろみローションでやさしく整えることで、洗浄成分との接触時間も摩擦も短くできます。
「落とす」より「まもる」へ。
洗いながら保湿するという逆転の発想が「チュラサン1 顔を洗う水」の魅力です。
1)肌をぬるま湯でやさしく準備する
2)チュラサン1を500円玉大とる
3)ぬるま湯ですすぐ or 濡れタオルで押さえ拭き
洗ったあとは、うるおいの土台づくりです。
まずはチュラサンシリーズ「チュラサン2 保湿ローション」から。
水分ベースで油分を含まないため、繰り返し塗布しても重たくならず、しっかり保湿できるのが特長です。だからこそ、少量を何度かに分けて重ねることで、その日の肌状態に合わせて微調整が可能に。日によってコンディションが変わりやすいゆらいだ肌にとって、とても心強い使い心地です。
仕上げは、手のひらでやさしく押さえるようにハンドプレス。角質層に均一に水分が行き渡り、肌表面には薄い「水のヴェール」が生まれます。メイク前なら、少し時間を置いてなじませることで、ベースメイクのヨレを防ぎやすくなりますよ。
1)適量を手のひらにとる
2)肌の様子を見ながら重ねる
さらに、乾燥が強い日や紫外線を浴びてほてりを感じる日には、チュラサンシリーズ「チュラサン2 保湿パック」で「うるおい補給の時間」をプラスしましょう。
ジェル状のテクスチャーは流れ落ちにくく、長時間肌にとどまってじっくり水分を抱え込むのが特長です。頬や口まわりなど乾燥しやすい部分に薄く重ねて部分パックにするのもおすすめ。
適度な硬さがあるので、テレビを見たり家事をしたりしながら気軽に続けられるのも嬉しいポイントです。洗い流したあとの肌のみずみずしさに、思わず気分が上がりますよ。
1)清潔なツールで取り、厚めにのばす
2)15〜30分そのまま置く
3)やさしくオフする
朝は、チュラサンシリーズ「チュラサン1 顔を洗う水」で摩擦を抑えながら短時間で「ほどよく洗う」ことから始めます。
拭き取りは濡れタオルでやさしく。
続いてチュラサンシリーズ「チュラサン2 保湿ローション」を少量ずつ重ね、手のひらで包むように密着させます。
いつもよりゆらいでいると感じたら、チュラサン3をあいだに入れると日中の乾燥への味方になってくれますよ。
そして最後に日焼け止めを。
うるおいが整っていると、ベースのなじみ方も変わってきます。
夜は、メイクの日はクレンジングを先に。そのあとに「チュラサン1 顔を洗う水」で整え、チュラサン3→チュラサン2で一日がんばった肌をやさしく包みます。
タオルは「やさしく押さえ拭き」を合言葉に。
大切なのは、
その日の肌の乾き具合に合わせて、量や重ねる回数を調整してみると、今日の肌にちょうどいいうるおい感に出会えますよ。

肌は本来、回復する力を持っています。大切なのは、その力をそっと後押ししてあげること。
「落としすぎずにほどよく洗う」
「摩擦や乾燥から肌を守ること」
「うるおいをまもる事を毎日続ける」
このシンプルなことを意識するだけで、肌はゆっくりと、でも確実に変わっていきます。
スキンケアは特別なことではなく、毎日の暮らしの中にある小さな「心地よさ」の積み重ねです。
朝、鏡を見て昨日よりほんの少し調子がいいと感じたら、きっと素肌の美しさが育っているでしょう。そんな小さな喜びが、自信となって積み重なり、やがてあなたの“ミライのキレイ”へとつながっていきます。
今日の肌をやさしく整えるから、あなたの未来の肌を育てていきませんか?